フリーランス保護法

特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案(概要)
特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(条文

なんか、これ、成立したみたいですね。

パワハラ防止法といい、被害者救済法といい、これ、実行性あるんでしょうか。

定義

第二条 この法律において「特定受託事業者」とは、業務委託の相手方である事業者であって、次の各号のいずれかに該当するものをいう。

一 個人であって、従業員を使用しないもの
二 法人であって、一の代表者以外に他の役員(理事、取締役、執行役、業務を執行する社員、監事若しくは監査役又はこれらに準ずる者をいう。第六項第二号において同じ。)がなく、かつ、従業員を使用しないもの

要は、一人フリーランス、一人親方が対象になりますね。
なんでこんな狭義な定義にしたんでしょう。

これ、一人フリーランス狙い撃ちになる恐れがあります。
要は、面倒くさい一人フリーランスは排除します、てな話。

フリーランスは労働者?

労働者とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者。
(労働基準法 第九条)

従って、フリーランスは労働者ではありません。
事業者に分類されます。

フリーランスは保護されていない?

なんか、会社員同様の社会保障を求める議論があるみたいですけど、これ、言語道断です。

労使折半とかいって、保険料を安く見せかけていますが、もし、全額、自分で支払う制度にしてごらん。働く気失せるんじゃないかな~。

会社員の社会保険制度をそのままフリーランスに適用したら地獄だよ。
消費税制度と変わらないくらい悲惨な状況になると思うけど。

フリーランスは、会社員とは違うんで、保護とかいう言葉で安易に語らないほうがいいと思うけど。

会社員って、自分が本当にいくら社会保険料を支払っているのかも知らないで定年を迎える人がほとんど。厚生年金の受給額だけをみて、会社員はお得と判断するのは危険。

やった感

パワハラ防止法といい、被害者救済法といい、やった感満載です。
もう面倒くさいんで適当に法律作りました~、てな話。

毒にも薬にもならない間はいいが、なんかあると毒になることが多いと思う。
コロナ騒ぎ時の特措法って、本当に感染防止、感染抑止に役に立った?


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