学校教育

無償化

なんか大学教育無償化が叫ばれているようですけど、これ、どうなんでしょうね。

義務教育 完全無償化

義務で受ける教育なんだから、これこそ、完全無償化してやったら。公立中学卒業まで教育にかかるお金はただ。制服、体操服、給食費全部込み込みで完全無償化。ここまでは、親の所得がいくらでも、みんな同じ教育が与えられることを保証。

高校教育、大学教育

学費をもっとやすくしてやったら。
高校以上の教育はお金を払って知識獲得したほうが、やる気も出ていいのでは…

無償化より、奨学金の充実を考えた方が現実的では…
まずは、給付型の奨学金。足りない分は、貸与型。
国・地方自治体だけじゃなくて、企業も奨学金の給付・貸与をしてやったら。

私が学生だった頃と比較して、学費が爆上がりしている。
とても、インフレじゃ説明できないレベル。
バイトをちょっとだけ頑張れば、学費ぐらい自分で稼げるぐらいにしてやったら。

大学

私は、石投げたら、旧帝大・早慶卒に当たるような企業にいました。技術系なら大学院修了当たり前、学卒探すほうが大変。

でも、やっていることは、毎日Excel弄って、会議やって、40歳前に管理職。あとはウダウダやって、定年退職。その後、文句たらたら再雇用。

なんか、旧帝大・早慶卒のイメージ崩れませんか?
ま、役員やっている人もいたけど。

新卒

大手企業は、黙っていても学生が応募してきます。
私企業は、採用にお金かけていられないんですよね。
だから、大学名でフィルタリングして、筆記試験やって、面接試験やって、計画採用人数確保して終わりにしたいと考えるのが人情ってもんでしょ。どっちみち、卒論・修論は面接時のネタなんだから。

日本は低学歴?

2022年5月ごろ、ネット上にこんな記事が拡散されました。
博士号をとる学生が少ない、てな話。

修士・博士となると、研究のお作法を学ぶところ。博士となれば、研究所勤務、末は、大学教授ってところでしょうか。日本にそんな受け皿、どんだけある?

40年近く企業で働いて必要だった知識

英語

英語で書かれた文書の趣旨をパッと理解できる能力。海外勤務なら、話せる能力は必要だろうけど、国内勤務ならまずいらない。外国人が来ても、相手が日本語を話してくれる。

数学

高校数学 Ⅰ・ⅡBレベル。それ以上は、まずいらない。
グループで研究所を持っている企業だったので、高等数学で面喰うことはあったが、どっちみち、プログラミングまで落とし込むときは、四則演算まで落とし込まなければならない。

線形代数まで落とし込まないと計算できない。研究者は非線形方程式で、論理展開するけど、ちょっと踏み込むとスーパーコンピュータみたいな計算機で数値計算しないと手に負えない。だから研究所でご指導いただいても、高校数学 Ⅰ・ⅡBレベルまで数式を落とし込まないとだめ。

微分・積分は、未来予測するときに必要。限られた時間内で起きた事象を微分方程式にして、その方程式を解いて、未来予測する。でも、本当に限られた時間内で起きた事象しかみていないので、未来永劫を予測するなんてできない。だから、毎週とか毎月とか期間を決めて、方程式を補正する。

普通、微分方程式なんてたてない。限られた時間内の変化量、変化率を求めて積算する。だから、等差数列、等比数列が本当にわかっていれば済む話。

なんで、お前は現場ばっかり行って、なんか測っているんだよ。そんな中途半端なソフト組んでんじゃないよ… でも、定期的に測定していないと、予想と現実がどんどんズレてくるんだよね。

統計学

統計アプリが使えればOK。
もちろん、統計学が教えるところを知っておくに越したことはないが、下手に知っていると反感買う。

プログラミング

一応、本読んで、勉強みたいなことはしたけど、なんでもいいから組んでみる、動かしてみる、その繰り返し。だから、プログラミングの勉強会がほんといやだった。文法とか、お作法とか。今は、コード整形ツール(Prettierとか)があるから、それ、使っておけばいいと思うけど。

結局、必要な能力ってなに

みんなで、
ワイワイ議論しながら、
とにかくやってみて、
それなりの基準でやったことを評価する能力。

金融教育

新しいNISA誕生で、学校での金融教育が叫ばれていますが、これほんと要注意です。

日本の教育ですけど、税、環境、SDGsに対する認識がどこかゆがんでいる。

学校教育に金融教育を押し付けたく気持ちもわかるが、小・中学生なら、ご家庭で先祖代々やっていた金融教育で十分だと思う。

高校・大学からは簿記の知識を基本として、自分の資産を管理して学べばいいと思う。

簿記の資格がないと簿記がわからないと主張する人にお目にかかるが、普通にやっているお金の管理が簿記そのもの。仕訳がどうとか、そんなの枝葉の話。

新しいNISAで、非課税保有限度額1,800万円を埋めることが話題になっているが、大人の考えることであって、若いうちは、得たお金で自分をどう成長させて行くかの方が大切。そもそもNISAは個人投資家のための税制優遇制度。制度に振り回されたら本末転倒。

修身・道徳と、熾烈しれつな経済環境で生き抜く術は別物。いい子だったら生きていけるなんて思わせたら、その子の将来を破壊しかねない。

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